サラブレッド 競馬の基本

サラブレッド

競馬で走っているサラブレッドの血統は祖先を辿っていく全てのサラブレッドが基本的に3頭のに行き着きます。ダーレーアラビアン、ゴドルフィンアラビアン、バイタリーアークの3頭がそれで3大始祖と言われています。

現在、最も繁栄しているのがダーレーアラビアンの系統です。推定1700年にオスマントルコで生まれ、当時のイギリス領事トーマス・ダーレーにより購買されイギリス本国へ渡りました。その後5代を経て誕生したエクリプスという馬によって血統が繁栄していきます。エクリプスは競馬に26戦出走し全勝でキャリアを終えました。その後更に代を経て現在ではサラブレッドの90%近くを占めるようになりました。主な系統でもネアルコ系、ハイペリオン系、ナスルーラ系、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系と枚挙に暇がありません。

日本国内で言えば1982年にリーディングサイヤーとなり以後10回もリーディングサイヤーになったノーザンテーストはノーザンダンサー系、1995年から2007年まで13年連続でリーディングサイヤーだったサンデーサイレンスはネアルコ系です。現在のリーディングサイヤーであるディープインパクトや今年のダービーを勝ったレイデオロの父キングカメハメハもこのダーレーアラビアン系であり、この血統が脈々と受け継がれています。